※活きアジ取り扱い注意事項※ 

◆アジは振動に弱いです。

地面や車内などで、持ち上げる・置くなど、移動させる時はゆっくり・優しく扱いましょう。 衝撃を与えると、アジが驚いて暴れ、アジ同士や容器にぶつかって弱ります。

◆長時間運ぶ時は海水の入れ替えをしましょう。

水温変化やアジの排泄物などで水質が悪くなり、アジが弱ります。 1時間ほど運ぶ時は、1度海水の交換をした方が良いです。 釣場に到着後も同様です。※1/4程度を数回に分けて慣れさせましょう。 数匹入れてきた容器に残し、スカリで現地の海水に浸けて活かしておくのも有効です。

◆入れ物の容量と入れるアジの匹数を把握しましょう。

海水1リットルにアジ1匹が基本です。 (※容器・海水はより大きく・多い方がアジの負担が減ります。) エアーポンプの電池が減っていると送風量も落ちますので、 確認して弱い場合は交換してください。 ストーン(泡が出るホースの先端の石)が全体的に水中に浸かっているかを確認して下さい。 ストーンが小型(丸い物など)の場合は特に水面に浮きやすいので、 オモリなどで沈めてやらないと海水中に酸素が溶けず、酸素含有量が不足します。

◆水温の変化に注意しましょう。

アジは温度変化にも弱い魚です。 冬場は水温が10度以下だとアジが泳がなくなったり、弱ったりします。 夏場は水温が上がり易く、保冷剤を入れたり クーラーBOXなどに入れて水温の変化を出来るだけ防ぎましょう。 水温が上がると海水の酸素含有量が減るので、 容器を大きくして海水量を増やすか、アジの匹数を減らしましょう。

◆急な明暗差に注意しましょう。

アジは急に明るく(暗く)する事で驚いて暴れ、ぶつかったりして一気に弱ります。 車で明るい日中に移動する際、透明度の高い容器でトンネルに入った時や 夜間の暗い中、ヘッドライト等で急に照らしたりすると驚いて暴れます。 夜間はケミホタル等を使用して、明るさに慣れさせていると暴れにくいです。